申請の概要
在留資格の種類 | 「留学」から「日本人の配偶者等」へ変更 |
申請の種類 | 在留資格変更 |
国籍 | 中国 |
性別 | 女性 |
当事務所への相談の経緯
申請人は日本語学校に通っている留学生でした。
日本人男性と出会った当日に付き合いはじめて、約2ヶ月で結婚するという超スピード国際結婚をされました。
日本人の配偶者等への在留資格の変更を希望されていましたが、出会って結婚するまでが早かったことから、偽装結婚を疑われることを不安に感じて、当事務所に相談に来られました。
申請準備から許可までの流れ
出会ってから結婚をするまでの期間がかなり短かったことから、出会った日のことからデートの内容、結婚を決めるまでを通常よりも事細かくヒアリングしました。
短い期間の中で撮ったスナップ写真や毎日の通信履歴など、婚姻前から良好な関係であったことを証明しました。
日本語学校の出席率や成績も優秀であったことから、学校からの各種証明書を添付することにより、学業を疎かにして結婚に逃げたわけではないということを理由書の中でも説明しました。
また、申請人には本国に置いてきた小学生の子がいらっしゃいました。
子を祖父母に預けたまま日本人の配偶者等を取得して日本に在留し続けることが道徳的にマイナス評価になるのではないかという不安もありましたが、夫が今後、彼女の子を引き取ることも考えているという意向を示したため、その旨を理由書にて詳しく説明し、彼の経済力が現妻を扶養するには充分すぎることを示すため、直近の源泉徴収票などを提出しました。
その結果、約1ヶ月程度で無事に変更許可を得ました。