申請の概要
在留資格の種類 | 「家族滞在」から「経営・管理」へ変更 |
申請の種類 | 在留資格変更 |
国籍 | ベトナム |
性別 | 男性 |
当事務所への相談の経緯
申請者様は日本で会社経営をしたいという希望はあったものの、右も左もわからないような状態で相談に来られました。
別の人に会社設立だけは依頼されていたものの、その後の手続きはどうしていいか何もわからない状態で、何が不安かもわからないような状態でした。
申請準備から許可までの流れ
まずはすでに設立していた会社と今後の経営内容について詳しくヒアリングを行いました。
一つ目の問題点として、自宅を本店としてで法人登記されていたため、別に事務所を用意し、本店移転登記をするところからスタートしました。
そのほか、資本金についても、用意が複雑でした。
①500万円の資本金のうち、105万円が父が旅行での来日時に現金で持参
②198.3万円が海外送金
③100万円は妹から国内の口座で送金
④97万円が妹から現金でもらう
経営管理の場合、お金の流れも重要な要素となります。
そのため、海外送金だけでなく、現金でもらった分についても、パスポートの渡航歴や現金を引き出していることがわかる通帳のコピー等を提出しました。
また、父や妹も給料が高いわけでなく、特に父の口座の場合、急に多額な入金があったため、そのお金の流れを示すため、不動産売買の契約書を提出しました。
結果、無事「家族滞在」から「経営・管理」の在留資格への変更が認められました。