申請の概要
在留資格の種類 | 日本人の配偶者等 |
申請の種類 | 在留資格認定(新規) |
国籍 | フィリピン |
性別 | 女性 |
当事務所への相談の経緯
本件は申請人の旦那様である日本人の方からご依頼をいただきました。
旦那様は以下の点で不安を感じていらっしゃいました。
- LINEのビデオ通話を通じたお見合いが出会いのきっかけであり、コロナ禍で渡航ができなかったため直接会った回数は少ないこと
- フィリピン側の婚姻証明書の発行に届出から半年程度かかると言われ、婚姻証明書の発行を受けるまで申請自体できないのではないかということ
申請準備から許可までの流れ
会った回数が少ないことについては、代わりにSNSでのメッセージ記録を多く提出し、2人が長期間のやり取りを通じて親交を深めたことを証明する資料としました。
また、依頼後に結婚式をフィリピンで行う予定と伺ったので、渡航時にできるだけ多くの夫婦写真を撮影するようお伝えし、結婚式でのご夫婦両名や親族・来賓との写真を用意していただきました。
婚姻証明書に関しては、フィリピンの自治体が発行した証明書を提出した上で、フィリピン政府発行の証明書は発行まで時間がかかること、できるだけ早く日本で家族としての生活を始めたいので、自治体発行の証明書で審査を進めてほしいことを、理由書により入管に説明いたしました。
結果として、申請から1か月程度で在留資格認定証明書が交付されました。
依頼人の方には非常に喜んでいただけました。