申請の概要
在留資格の種類 | 日本人の配偶者等 |
申請の種類 | 在留資格認定(新規) |
国籍 | アメリカ |
性別 | 男性 |
当事務所への相談の経緯
申請者様は10年近く日本人の配偶者等の在留資格で日本に滞在していたが、更新をうっかり忘れてしまいオーバーステイとなってしまいました。
そこで、入管に自主出頭したあと、出向命令を受けて国外に出国しました。
申請準備から許可までの流れ
まずは出国命令から1年経過するタイミングで再度認定証明書交付申請を行って日本に呼び寄せる方向で奥様と調整しました。
理由書でオーバーステイに至った経緯を詳しく説明、意図的に行ったことではないほか、反省と今後のリスクを考え、在留特別許可を求めず自ら出国命令を望んで出国したことなどを記載しました。
難しかったのは、本人はアメリカ国籍であり奥様とも過去にアメリカで一緒に暮らしていましたが、今回出国命令を受けた際は、入管に事前確認を行った上で兄弟の住むインドネシアへ出国してインドネシアに住み続けていた点です。
そのため、アメリカ本国からの婚姻証明書を取得するのが難しく、現地の友人に頼むことになった上、管轄のカリフォルニア州が大洪水に見舞われて役所の機能がストップしたなどで、なかなか証明書が発行されず申請作業が進まみませんでした。
時間はかかりましたが、最終的に無事に許可が出て日本人の配偶者等の在留資格を得て入国することができました。